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“活動写真”は明治から大正期にかけての映画の呼称で、主にセリフや音楽がない無声(サイレント)映画でした。
そのため日本では活動写真の上映中に場面に合わせて状況説明や人物のセリフを語る解説者が現れ、“活動写真弁士”略して“活弁”とも呼ばれました。


渡邊崇 & Sound on Film
Takashi Watanabe & Sound on Film

10/18(fri) 19:00- 横浜赤レンガ倉庫
彌勒 -MIROKU フィルムオーケストラ Ver.-

Profile:
音楽家・渡邊崇率いる、オーケストラ楽団チーム。
蔵田みどり(ボーカル)、久保田裕美(フルート、ピッコロ)、青山映道(バス クラリネット)、 高畑次郎(バリトンサックス)、西本淳(バリトンサックス)、クスミヒデオ(ギター、ベース、琵琶、喉唄[ホーミー])、本多千紘(ピアノ)、栗脇紀奈(パーカッション)、飯嶋慶太郎(音響効果)の10名で構成されている。
「彌勒フィルムオーケストラ」として「彌勒・生演奏版」で全国をまわる。渡邊崇氏は全ての曲において作曲・編曲を担当。

澤登 翠
Midori Sawato

10/19(sat) 10:30- 横浜シネマリン 夢みるように眠りたい
10/20(sun) 10:30- 横浜シネマリン カビリア

Profile:
東京都出身 法政大学文学部哲学科卒業。故松田春翠門下。1973年デビュー。日本を代表する弁士として本年デビュー40周年を迎えた。
適確な作品解釈による多彩な語り口で様々なジャンルの無声映画の活弁を務めている。国内はもとよりフランス、アメリカ、イタリアほか海外での公演も多い。日本の伝統話芸・活弁の継承者としての活動が評価され、本年度の文化庁映画賞の受賞をはじめ、文化庁芸術祭優秀賞、シネマ夢倶楽部賞など数々の賞を受賞している。
著書は「活動弁士 世界を駆ける」


山崎 バニラ        
Vanilla Yamazaki

柳下 美恵          
Mie Yanashita

10/19(sat) 13:30- 横浜ニューテアトル 日の丸太郎~武者修行の巻活動写真 いまむかし帽子箱を持った少女

10/19(sat) 16:30- シネマ・ジャック&ベティ 「港の日本娘」

Profile:
2001年、無声映画シアターレストラン「東京キネマ倶楽部」座付き弁士として デビュー。“ヘリウムボイス” と呼ぶ独特の声と、大正琴とピアノを弾き語る独自の芸風を確立。全国で活弁ライブを開催。声優としてもアニメ『ドラえもん』ジャイ子役、劇場版ポケットモンスター『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』シェイミ役他出演作多数。著書に「活弁士、山崎バニラ」。自作パソコンで動画音楽アニメ制作にも取り組み、本プログラムでも上映する。

Profile:
サイレント映画ピアニスト。武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。1995年の山形国際ドキュメンタリー映画祭『光の誕生 リュミエール!』(映画 生誕 100 年記念上映会/朝日新聞社主催)でデビュー後、国内外の映画祭、映画館で活躍。欧米スタイルのサイレント映画伴奏者は日本初。洋画・邦画 を問わず全ジャンルの伴奏をこなす。昨年はシネマ・ジャック&ベティで最新復元版の『月世界旅行』を伴奏した。2006年度日本映画ペンクラブ奨励賞受賞。


ウィスット・ポンニミット    
Wisut Ponnimit

斎藤 裕子        
Yuko Saito       

10/20(sun) 13:30- 横浜ニューテアトル
タムくん映画館「チャップリンの失恋」

10/20(sut) 16:30- シネマ・ジャック&ベティ 「鞍馬天狗」

Profile:
1976年タイ・バンコク生まれ。愛称はタム。98年バンコクでマンガ家としてデビュー。マンガ代表作「ブランコ」「ヒーシーイット」「マムアン」。アニメーション作品にSAKEROCKや透明雑誌の PVや短編をオーディオテクニカウェブサイト等で発表している。ミュージシャンとしても活動しており、細野晴臣、原田郁子、阿部海太郎、星野源などと共演。バンコク在住。
公式ホームページ<http://www.wisutponnimit.com/>

Profile
1980年舞台活動を開始。劇団ひまわりの全国公演や劇団影法師の海外公演、水芸(和妻)の奇術アシスタントなどを経て、2001年から活動弁士としてスタートをきる。インドの「オシアンズシネファンインド・アラブ映画祭」エストニアでの「欧州文化首都」などの海外公演から、「米子映画事変」では、アニメ“グレンラガン”に活弁を付けるなど無声映画以外の映像にも着手。「今みて新し いサイレント映画ライブ」という自主公演のシリーズにも挑戦中。七色の声を生かして、レパートリーは日本のチャンバラから洋画メロドラマまで多数。


映画祭では上映のみならず、ゲストを招いたトークショーを開催します
新作『彌勒 MIROKU』公開を控える林海象監督、横浜で映画研究を長年行っている丸岡澄夫さんを招いたトークショー。横浜にゆかりある大佛次郎原作の「鞍馬天狗」に関するトークイベントなどが行われます。

<10/19(土)>『夢みるように眠りたい』トークショー               

■開催日時 10/19(土)10:30回『夢みるように眠りたい』上映後、開催
■会場 横浜シネマリン

ゲスト> 澤登翠さん(活弁)、林海象監督

<10/19(土)> 知的書評合戦ビブリオバトル 横浜みなと映画祭コラボ企画     

■開催日時 10/19(土)15:00より開催
■会場 有隣堂伊勢佐木町本店 別館2階

>>詳細はコチラ( http://www.yurindo.co.jp/honten/3684 )

<10/19(土)> 『港の日本娘』トークショー                  

■開催日時 10/19(土)16:30回『港の日本娘』上映後、開催
■会場 シネマ・ジャック&ベティ
ゲスト柳下美恵さん(演奏)、丸岡澄夫さん(映画研究家)

カビリアp53-6

<10/20(日)> 『カビリア』トークショー                   

■開催日時 10/20(日)10:30回『カビリア』上映後、開催
■会場 横浜シネマリン
ゲスト佐藤忠男さん(日本映画大学学長/映画批評家)

<10/20(日)> 『鞍馬天狗』トークショー                   

■開催日時 10/20(日)16:30回『鞍馬天狗』上映後、開催
■会場 シネマ・ジャック&ベティ
トークテーマ“「鞍馬天狗」横浜に現る”
ゲスト
斎藤裕子さん(活弁士)、寺十吾さん(俳優・演出家)、平野正裕さん(横浜開港資料館研究員)

<10/20(日)> クロージングパーティー                    

■開催日時 10/20(日)19:00より開催
■会場 伊勢佐木CROSS STREET

■料金 1000円(軽飲食付き)
内容本映画祭を締めくくる、どなたでもご参加いただける打ち上げパーティーです。


(C)横浜みなと映画祭実行委員会

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